
田野井製作所は、1963年より他社に先駆けて転造タップの開発・製造を行っており、国内における転造タップのパイオニア的存在。転造タップの製品ラインナップが特に充実しており、目的や用途に合わせて豊富なバリエーションから選択が可能です。
また、転造タップだけでなく、切削タップの品揃えも豊富。スパイラルタップやポイントタップはもちろん、超硬タップや複合タップといったものまで幅広く取り揃えており、顧客の課題に合わせた提案が可能となっています。
他社にはない、オリジナル性の高い製品開発も田野井製作所の特徴の一つです。サステナブルを求める時代のニーズに合わせ、品質向上や不良品ゼロを実現するタップを提案しています。
中でも田野井のWタフレットは、密着性の高いコーティングと加工時の摩擦を抑えるねじ部の形状により、高速加工と長寿命を実現。実際にねじ穴の定数設定を約4倍に改善した事例※もあり、作業効率の向上やコスト削減が期待できます。
参照元:田野井製作所公式サイト( https://www.tanoi-mfg.co.jp/example/)
田野井製作所は1923年創業のタップとダイスの専門メーカーです。幅広い業界・分野にタップを供給しており、取引先にはトヨタ自動車やデンソー、三菱重工、日立建機、ヤマハ発動機、森精機製作所※など各業界の大手企業が名を連ねています。
また、長い歴史の中で数々の賞を受賞しており、2002年の第14回中小企業優秀新技術・新製品賞や2004年の第1回モノづくり部品大賞では同社のタップが賞を受賞※。確かな技術で、ものづくりを支え続けています。
参照元:田野井製作所公式サイト( https://www.tanoi-mfg.co.jp/company/)
参照元:田野井製作所公式サイト( https://www.tanoi-mfg.co.jp/100th/)

新しい設計のねじ山形状と、滑らかな表面処理が特長のねじ転造タップです。高速加工時でも工具寿命の低下を抑え、リードタイムの短縮に貢献します。また、タッピング中の加工トルクや発熱を抑制する効果も持ち合わせています。工具の交換頻度を減らすことで、生産現場のコスト低減を支援します。
| サイズ | メートルねじ用M2~M20 |
|---|---|
| 食付 | 1P, 2P, 4P |
| 表面処理 | TiCN |

正転時にねじ山を成形し、逆転する際にめねじ山頂のシームを切除して仕上げる転造タップです。シームを除去することで、組み立て工程で懸念されるおねじの噛み込みによる「斜め締め」の問題を抑制します。また、めねじのヒゲやバリの発生を防ぐ効果もあります。下穴の寸法にばらつきがある場合でも、めねじの内径を一定に仕上げることが可能です。
| サイズ | メートルねじ用M2~M20 |
|---|---|
| 食付 | 2P, M3以上は1Pも有り |
| 表面処理 | TiCN |

シャンク部にサイドスルー溝を持つ構造のタップです。この構造により、止まり穴加工で発生しやすい切粉によるトラブルや、貫通穴加工でのクーラント効果の低さといった課題に対応します。止まり穴と貫通穴の両方に一本で使用できるため、工具交換の手間を減らします。
| サイズ | メートルねじ用M3~M12 |
|---|---|
| 食付 | 1.5P, 3P |
| 表面処理 | TiCN |
| その他 | 内部給油専用モデル |

| サイズ | メートルねじ用M3~M20 |
|---|---|
| 食付 | 2.5P |
| 表面処理 | TiN |

| サイズ | メートルねじ用M3~M12 |
|---|---|
| 食付 | 5P |
| 表面処理 | TiN |

| サイズ | メートルねじ用M3~M24 |
|---|---|
| 食付 | 1.5P, 3P |
| 表面処理 | TiCN |
| その他 | 内部給油専用モデル |

高性能な転造タップ「Wタフレット」の超硬合金モデルです。AlCrNコーティングを施すことで、様々な被削材において様々な被削材において優れた長寿命と高速加工を実現しました。加工リードタイムの短縮と製造コストの削減に貢献します。サイズはM3~M12、食付きは1P・2P・4Pをラインナップしています。
| サイズ | メートルねじ用M3~M12 |
|---|---|
| 食付 | 1P,2P,4P |
| 表面処理 | AlCrN |
| その他 | ー |

鋳鉄(FC)加工に特化した内部給油式の超硬タップです。特徴的なゼロチップ形状が、鋳鉄特有のねじ山のチッピングを抑制し、高いねじ品位を確保します。さらに、AlCrNコーティングと内部給油機構により、優れた耐摩耗性と切りくず排出性を実現。高い耐久性と高速加工が可能となり、自動化ラインでの安定した量産加工に貢献します。
| サイズ | メートルねじ用M3~M24 |
|---|---|
| 食付 | 1.5P, 3P |
| 表面処理 | AlCrN |
| その他 | 内部給油専用モデル |
田野井製作所ではドクターセールスという取り組みを行っており、ねじ加工の課題やトラブルを解決するソリューションを提案しています。営業マンが顧客の課題をヒアリングし、トラブルの根本的な原因を追究。自社の製品を通じて、改善のためのサポートを行っています。
この取り組みにより、解決した事例が同社のHP内で多数紹介されており、中にはコストダウンに成功した例も。確かな提案で、ねじ加工の現場を支えています。
(前略)500円前後のタップを何本も使いましたが、バキバキ折れて話にならず、途方に暮れていました。値段は約三倍近いですが、すがる先がないので試しに購入。対ステンレス材の小径タップがいかにシビアかは加工業の方々はわかると思いますが、ガンガン切れます。一本で200近く加工しましたがまだまだイケそうです。(後略)
引用元:モノタロウ公式サイト(https://www.monotaro.com/review/product/00011192/)
とある仕事で他メーカーではうまくいかなかったものが田野井のタップではうまく行ったので重宝しているその仕事以外では他メーカーのタップでも問題ないのだが特殊な仕事で特性がぴったりあったのか田野井のもの以外はうまく行かなかった
引用元:モノタロウ公式サイト(https://www.monotaro.com/review/product/00110935/)
自動車部品メーカーでは、硬い材質の加工において切削タップの折損が頻発し、ワークの損傷による不良も課題となっていました。そこで、切削タップから田野井製作所の転造タップ「W-TF」へ切り替えを提案。
タップの折損やカケの問題が解決し、工具寿命も従来の1000穴から2000穴へと2倍に向上しました。工具寿命の向上と不良率の低減により、コストダウンに貢献した事例です。
建築・土木関連メーカーでは、切削タップ使用時の切粉の噛み込みやホルダーへの巻きつきが多発していました。切粉の除去に時間を要し、作業効率の低下と工具費の増加が問題でした。この課題に対し、切粉を排出しない転造タップ「W-TF」を提案。
切粉に関するトラブルがなくなり、タップ寿命も従来の4倍となる2,000穴を達成しました。作業効率の向上と工具費の削減を同時に実現しています。
自動車関連の製造現場では、既に転造タップを使用していましたが、さらなる工具費の削減が求められていました。そこで、長寿命を特長とする田野井製作所の「W-TF」を提案し、切削油の供給方法も見直しました。
工具寿命は4,000穴から5倍の20,000穴へと大幅に向上。加えて、めねじの加工面もきれいになり、製品の品質向上にもつながりました。
自動車関連の製造現場では、M4サイズの転造タップで、めねじの内径寸法が安定しないことや、内部のバリ、突発的な刃カケが問題となっていました。そこで内部給油に対応し、内径を整える刃が付いた「ZC-SL-TF」を提案。
内径寸法とバリの問題が改善され、製品品質が向上しました。また、刃カケも発生しなくなり、工具寿命も2倍以上に伸びています。
自動車メーカーでは、オイルホール付き転造タップを使用していましたが、コストダウンとコンタミ(異物混入)対策が課題でした。そこで、内径のヒゲバリを抑制するサライ刃と、切削油の排出を助ける溝を備えた「ZC-SL-TF」を提案しました。
このタップに変更したことで、コンタミ問題が解決し、製品の品質も向上。さらに工具寿命も33,000穴から50,000穴へと向上しました。
自動車排気系部品の加工において、オイルホール付きスパイラルタップの折損や刃欠けが頻発し、目標の加工数に届かない状況でした。田野井製作所では、切粉排出性に優れる「ZC-HT」を提案し、周辺の加工環境も見直しました。
切粉残りや折損の問題が解決し、工具寿命は目標の2倍となる10,000穴を達成。エアブロー工程の負担軽減にもつながっています。
自動車エンジン部品の加工では、ハイス鋼のスパイラルタップの突発的な折損や刃カケが多く、工具寿命の向上が求められていました。そこで、材質を超硬にし、切粉排出性を高めた「TC-ZC-HT」を提案。
その結果、工具の折損や刃カケがなくなり、安定して加工できるようになりました。工具寿命も大幅に向上し、総合的なコストダウンに成功した事例です。
田野井製作所は、転造タップの製品ラインナップが充実しており、用途やニーズに合わせて選べるのが魅力。転造タップをお探しの企業には、特におすすめができるでしょう。また、顧客の課題を掘り下げて原因を探り、根本的な解決を図るための提案もしてくれるので、導入後の作業効率の向上やコスト削減も期待できます。
当サイトでは「切削トラブル」「耐久性」「加工精度」など、現場で起きやすい悩みに合わせて、各メーカーの製品情報を整理しています。製品選びに迷った際は、ぜひ「タップメーカー3選」をご覧ください。
| 会社名 | 株式会社田野井製作所 |
|---|---|
| 創業年 | 1923年 |
| 所在地 | (本社・関東エリア)埼玉県白岡市岡泉953
(東北エリア)宮城県刈田郡七ヶ宿町字萩崎15-1 (中部エリア)愛知県名古屋市中区上前津1-5-5 (西部エリア)広島県広島市西区三篠町2-12-33 西原電機通信ビル1F |
| 公式URL | https://www.tanoi-mfg.co.jp/ |
| 電話番号 | (本社)0480-92-1731
(関東エリア)0480-31-7658 (東北エリア)0480-31-7427 (中部エリア)052-322-4001 (西部エリア)082-230-5340 |


