野村工具製作所は、ナットの雌ねじ加工に適したタップの種類が充実しています。中でも、柄が長いロングシャンクタイプの品揃えが多く、用途に応じて選べるのが特徴です。自動ねじ立盤を使用し、加工品を一方方向に送り出しながら連続でねじ切りすることができます。
この他にも、多品種少量での製造や径の大きな製造に適したナットタップも用意。さまざまな製品群の中から、自社のナット加工のニーズに合わせてタップを選択できるのが魅力となっています。
野村工具製作所は、材料の選定からねじ転造、溝切り、熱処理、研削、最後の仕上げまで、すべての工程を自社で一貫して手がけています。そのため、特注品といった完全オーダー製造にも対応することが可能です。
また、顧客の想像を越える品質提供を自社のモットーとしており、コスト面において、顧客のトータルコスト削減に寄与することを目指しているのもポイントです。価格や数量など細かな要望に関しても、柔軟な対応が期待できるでしょう。
野村工具製作所は、1954年創業のタップメーカーです。奈良市に本社と3つの工場を構えて、ナット向けタップを中心に製品展開しています。2005年には中国の大連にも事務所を開設。現在は、世界20カ国以上におよぶ国際ネットワークを構築し、国内外で事業を拡大させています。
同社では、顧客の要望に沿って単にタップを製造するにとどまらず、省エネのための軽量化に取り組むなど、常に時代のニーズや先を見据えて技術革新を追求し続けています。

ナットにねじ立てする際に使用する自動ねじ立盤用のロングシャンクタイプのタップです。シャンクが湾曲しており、ねじ立てしたナットが自動的に排出されるため、連続的に加工作業を行うことができます。

ベントシャンクタップと用途は同じで、ナットのねじ立て向けに使用するタップです。シャンク部分がこちらはストレートの形状であることが大きな違いとなっています。

ねじ立盤でナットのタッピングに使用するタップです。多種少量または径の大きなナットの加工に適しています。ハンドタップよりもシャンクの全長が長く、食付き部も比較的長めに設計されています。

ハンドタップは、用途に応じて様々なタイプのタップが用意されています。切り粉の排出方向がそれぞれ異なるスパイラルタップをはじめ、平行ねじやテーパねじに対応する管用タップなどがあります。

特殊形状では、塑性変形によってねじ穴を加工するロールタップの製作が可能です。この他にもガイド付きタイプや、リーマ付き、タンデムなど、特殊形状のタップの製作にも応じることができます。
野村工具製作所では、顧客に高品質の製品提供を目指しており、タップ製造の全工程を自社で一貫して管理。品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」を取得するなど、品質管理を徹底させています。
また、納期に関しても、顧客の求める期日をいかに達成するかを常に考え、柔軟に対応しています。そのため、短納期などの特殊な要望に対して、迅速かつフレキシブルな対応が期待できるでしょう。
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野村工具製作所では、仕入から製造、仕上げまで自社で一貫した生産体制を取っているため、既製品の販売だけに留まらず完全オーダー品への対応も可能となっています。そのため、タップの特注にも応じてもらうことができるでしょう。また、ナット向けのタップが充実しているため、ナットを製造する企業にもおすすめすることができます。
当サイトでは「切削トラブル」「耐久性」「加工精度」など、現場で起きやすい悩みに合わせて、各メーカーの製品情報を整理しています。製品選びに迷った際は、ぜひ「タップメーカー3選」をご覧ください。
| 会社名 | 株式会社野村工具製作所 |
|---|---|
| 創業年 | 1954年 |
| 所在地 | (本社・工場)奈良県奈良市山陵町 113
(北之庄工場)奈良県奈良市北之庄西町 2-2-5 (西九条工場・奈良営業所)奈良県奈良市西九条町4-2-3 (九州出張所)大分県中津市牛神 411-1 |
| 公式URL | http://www.nomuratool.co.jp/ |
| 電話番号 | (本社・工場)0742-33-3281
(北之庄工場)0742-63-0501 (西九条工場・0742-64-3119 (九州出張所)0979-64-7138 |


